

■Acoustune ACT04 HS2000MX 用オプションチャンバー■
『ACT04』は HS2000MX SHO -笙-で初めて採用された高精度でガタつきの少ない可動式アウターハウジングを開閉することで、ユーザー自身が音響チャンバー部を交換でき、今後のオプションやアップグレードにも対応可能な「Acoustune CapsuleTechnology)」に対応したオプションチャンバーモジュールの第三弾製品で、既発売の ACT03 にて初採用された『10mm 径ミリンクス WS ドライバー』および『チャンバーハウジング素材に金属(ステンレススティール)とスタビライズドウッド(樺木)を採用したハイブリッド構成』のチャンバーハウジングが特徴のオプションチャンバーモジュールです。
新開発『10mm 径ミリンクス WS ドライバー』搭載『ACT04』では ACT01 や ACT02 で使用されている
「10mm 径日本製ベリリウム薄膜加工ドーム採用ミリンクスコンポジットドライバー」からドライバー振動版を変更。
ハウジングに金属とウッドのハイブリッド構成との最適化の試みとして従来の振動板とは異なるアプローチで新開発され「ACT03」で初採用された『10mm 径ミリンクス WS ドライバー』を継続採用しました。
ダイナミックドライバーの振動板には Acoustune において伝統的に採用している振動板材料である「ミリンクス」を採用しながらも、
従来品の振動板形状からドーム部分とエッジ部分の面積比率のトポロジカルな設計変更やそれに合わせた磁気回路の最適化を行い、
低域レスポンスの即応答性と木材由来の音色を引き出す特性にした完全新規のドライバーに仕立てています。
これにより木材由来の瑞々しい音色の印象を与えながらレスポンスが速く、抜け感を重視したチューニングを実現しました。
『金属(ステンレススティール)+スタビライズドウッド(樺木)採用のハイブリッド構成』チャンバーハウジング『ACT04』は音響チャンバーハウジング素材に金属(ステンレススティール)と
スタビライズドウッド(樺木)素材を採用したハイブリッド構成となっています。
この2つの素材はそれぞれ金属部分が音質チューニングの基本部分を担い、
ウッド部分が残響部分=音の余韻の部分を担うといった役割分担となっています。
このウッドパーツの採用はスピーカーユニットのバッフル板から着想を得たもので、
振動版の後ろ側に排出された音が前面に反射する度合をコントロールし意図した音響チューニングに近づけるために採用されました。
また、ウッド素材については何種類もの木材での試作を経てステンレススティール素材との相性から“ライブ音源のリアルさとコンサート会場の奥行感をより感じられる”という開発テーマのもと楽器のドラムの胴体でも採用される”樺木”が採用されました。
この樺木によるウッド部分はスタビライズド(固定化・安定化)加工されており、
硬度としなやかさのバランスを金属(ステンレス)部分にあわせて最適化することに貢献しています。
スタビライズド加工の副産物として、美しい木目が表現され所有する歓びも満たされる仕上げとなっています。
スペックドライバーユニット | 10mm 径ミリンクス WS ドライバー |
チャンバー部素材 | CNC 切削ステンレススティール(SUS)+スタビライズドウッド(樺木) |
付属品 | アルミ製キャリーケース |

